シン・Ryuseiは今日も雨を呼ぶ

札幌銭湯スタンプラリーに再挑戦しているのでその記録だったり他多数

【東区】北光湯_200129【31/38】

私はお風呂が好きだ。夜の闇に現れる「ゆ」の文字が好きだ。古めかしい「ゆ」と書いた暖簾が好きだ。熱めのお湯が好きだ。ホースのないシャワーが好きだ。静かな空間が好きだ。一人になれるお風呂が好きだ。よろしい、ならば銭湯だ。

 

かくいう私は、銭湯の訪問について、このブログとともにトリップアドバイザーにも書いている。その理由は、「マイルが貰えるから」ということと「北海道人が北海道自慢をしたい」という2つの理由からだ。

 

しかし、トリップアドバイザーがいまいち社会実装されている感じがなくて、あまり知られていないというのが現実かもしれない。海外視察をしたときは、ほとんどの外国人がこの緑の画面をスマホで出してたから、世界の人は使っているんですけどね。

一点思うことは、このトリップアドバイザーにはSNS機能はいらなかったのではないかということです。もし、興味があれば僕のトリップアドバイザーも見てください。アカウントは下記のとおりです。

 

www.tripadvisor.jp

 

そんな銭湯自慢をネットに書いているわけであります。とはいえ、Webマーケティングん専門家ではなく、専門は経済学であります。

 

トリップアドバイザーは、観光のプラットフォームサイトとなっておりまして、今後の経済政策に観光が注目されているということですので、ぜひとも多くの人に北海道自慢を書いて欲しいと思っております。その蓄積が、じわじわと北海道観光に生きてくると思っているからです。SNSはどうしてもリアルタイム性が強い一方で、ブログや口コミサイトは蓄積できるというメリットがあります。その蓄積は、将来的な資産になると思っております。

 

一方で、観光政策において、重要視しなければならないのは、お金のリーケージ(漏れ)の部分です。最近話題となっている「サスティナブル観光」を考える際にも、観光リーケージが一つの課題と国連が示しています。現在の観光産業は、世界のGDPの10%を占める産業になると言われている一方で、観光収入が着地国でなく海外に漏出してしまう「観光リーケージ」が、新興国で40~50%、先進国でも10~20%に達するとのことです。

 

つまり、植民地経済としていくら稼いでもすぐにお金が漏れてしまう構造にするのではなく、観光で稼いだ金を地域で循環させることが非常に大事と言われています。

 

そんなことを考えつつ、東区の北光湯さんへお邪魔しました。

 場所は、札幌駅から徒歩圏内というまちなかに位置しています。駐車場も比較的広くてアクセシビリティも非常にいい銭湯だと思います。

 

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 ちょっとくたびれた建物でした。この立地ですから、マンションとして販売してしまえば、そこそこのお金が入るんだろうなぁとか思いながら、いきでいなせな店主が経営しているんだろうなぁとか邪推しながらお伺いしました。

 

いつものようにスタンプを押してもらって、脱衣場にて全裸に着替えて浴室へ進軍します。

 

第一印象として「あぁリーケージ」と思いました。いやね、シャワーもカランも水というかお湯が漏れてるんですよ。あちこちが漏れてる感じです。経済の部分は漏れてないんですが水が漏れているんですよ。

 

常連さんが多く、雰囲気がとてもよく、僕としては好きな銭湯なんですけど、なんか漏れてるんですよ。そんな感じです。

 

熱めの浴槽と水風呂で楽しみました。サウナはミストサウナでした。

僕はミストサウナがあまり楽しめないので、ほんの少しだけ体験して熱めの浴槽を楽しみました。

 

店名:北光湯
住所:札幌市東区北10条東4丁目5-1
TEL:011-711-2788
営業時間:15:00〜21:45
駐車場:有

 

 

さぁ、札幌銭湯スタンプラリーも残り7つとなりました。

いよいよ長かった旅も終りが見えてきました。

残りは遠いところばかりですが、最後まで銭湯を楽しもうと思います。