【東区】大学湯_200126【30/38】
私はお風呂が好きだ。母親のお腹にいる頃からお風呂だ好きだ。熱めのお湯が好きだ。風呂上がりに飲む牛乳が好きだ。お風呂屋さんの高い煙突が好きだ。古いけどきれいにしている床が好きだ。サウナがなくてもお風呂が好きだ。静かに一人になれるお風呂が好きだ。よろしい、ならば銭湯だ。
いよいよ、最終局面に入ってきておりまして、30湯目となっております。ガンダムで例えるなら、登場人物が次々に死ぬステージになってきております。プロレスに例えるなら、いよいよ後半戦の大技が入ってくるころとなっております。
残りは自宅から遠いお風呂ばかりです。今回も東区ということで、ちょっと遠目の場所です。
札幌市民、特に白石区民の感覚としては、
○豊平川の向こう側=遠い
○創成川の向こう側=遠すぎ
○南区北区手稲区=謎
こんな位置づけです。
ということで、東区は身近になりそうなのですが、遠いというのがイメージです。しかも、大学湯さんが位置する北27条東4丁目となった場合には、もう街のど真ん中のイメージです。
なので、今回は車を使って行きました。銭湯に通うということがSDGsにつながるとかいつも騒いでいるけど、当の本人は化石燃料を使って車移動です。ほんとすまんな。
札幌のわかりやすい住所なのでナビを使わなくても訪問することができます。
「ゆ」の看板は心が踊りますね。
さぁ、初めての銭湯だよ。今回も初めてなの。この札幌銭湯スタンプラリーという、頭のおかしい企画がなければ、絶対に行くことがないところなんです。みんなもっとこの頭のおかしいスタンプラリーをやりましょうよ。新たな発見がたくさんありますよ。
大学湯というネーミングがいいですよね。ネーミングの由来については、聞いてないけど、きっと近くに北海道大学があったり関係しているんだろうな。
お金を払ってスタンプを押してもらい、いざ脱衣所へ行きます。
いつものようにドレスコードとしてフォーマルな全裸に着替えて浴室へ入ります。
「しーーーーーーーん」
擬音って色々あるじゃないですか。お風呂屋さんの擬音といえば「カポーン」なのでしょうが、大学湯さんは「しーーーん」が似合います。
静かなんですよ。
演歌が流れる銭湯もあったし、常連客同士がにぎやかに笑っているところもあります。僕は、静かに一人で考えごとをするのが大好きなので、こういった静かな銭湯はとても好きなんです。
しかも、大学湯さんは「サウナがない」んです。実は、初めてじゃないかな?記憶がだいぶあやふやになってきているけど、サウナがない銭湯は初めてのような気がします。ミストサウナがあまり得意ではないので、そういったところは入らなかったし、川沿湯さんのように、サウナがめちゃくちゃ狭くておっさんがみっちみちに入っているところはスルーしたりするけど、多くの銭湯ではサウナを嗜んでました。
とはいえ、私はサウナーでもなければ、温かいお湯さえあればよい派の人間なので、サウナがなければないで全力で楽しむことができます。
しかし、ここで大事なことに気づきます。
サウナがなければ、水風呂もないのです。
水風呂を愛してやまない僕ですが、そこで気落ちするわけには行きません。水はカランから出てくる水があるんです。そう、桶を使って行水をすればいいだけのことです。これは、美春湯さんの家族風呂と同じ行為で体を鍛えることができます。
大学湯さんの楽しみ方は、ちょっとぬるめのお湯に入って、ついで、熱めのお湯に移動して、カランの水をかぶる。これを繰り返すことが完成形でしょう。
それにしても、静かでした。
僕は、お風呂に入りながら、次の1週間、次の1ヶ月、次の1年、次の3年間の仕事を組み立てることが多いのです。
最近ではすっかり話題となってますが、フォアキャスティングとバックキャスティングという2つの考え方があり。フォアキャスティングで進めていると、大事なことを見落としたり全体的な考え方ができなかったりします。
僕は、バックキャスティングの考え方を持って、今後の仕事の組み立てをしています。とりあえず、3年後の仕事の未来像を立ててから、そこから現在は何をするかを考えているのです。
これを考えるには静かなお風呂が最高なんです。お風呂は最高のクリエイティブスペースです。
今日も、未来の自分を探しながらのんびりとお風呂に入りました。ありがとうございます。
店名:大学湯
住所:札幌市東区北27条東4丁目1-43
TEL:011-721-8973
営業時間:15:00〜21:00
駐車場:有
定休日:月曜
そして、大学湯から家に帰り、最近ハマっているホットサンドメーカークッキングをして遊びましたよ。
ウインナーも焼けるよ。めっちゃ美味しいです。
餃子も最高です。ビールとハイボールとワインがはかどってしまい、お風呂で考えたプランニングなんてすっからかんになって朝を迎えました。